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2021.01.27カフェ内装を決める3ステップ!おしゃれなカフェをデザインするには? 

居心地の良いカフェ、おしゃれなカフェ、かっこいいカフェ。
カフェの雰囲気に大きな影響を与えるのが、壁や天井のデザイン、店内の装飾や家具などの内装です。
これからカフェの新規開業を考えている場合、理想通りのカフェを作るためにはどういった点に注意すれば良いのでしょうか。
この記事では、カフェの内装が重要視される理由や、内装を決める手順について解説していきます。

カフェ内装を決める3ステップ!おしゃれなカフェをデザインするには? 

カフェの内装が重要な理由

カフェの内装がお店にとって重要である理由は、お店の個性やイメージを表現するだけではありません。
カフェの内装は、店舗にとって生命線となる集客や売り上げにも影響するからです。
美味しい料理や飲み物を提供することはもちろん大切ですが、カフェの内装デザインも売り上げや集客に関連しています。
近年の傾向として、お客様はメニューだけではなく、空間の雰囲気を含めてお店選びをしています。
そのため、カフェを新規開業する前にしっかりとカフェの内装やデザインを考えておく必要があります。

カフェの内装を決めるための3ステップ

それではここから、カフェの内装やデザインを決めるための具体的な手順を紹介します。

ステップ1 カフェのコンセプトを決める

コンセプトはお店の核となるもので、運営や内装、サービスなど、全てのベースとなる考え方です。
例えば「子連れのママが気軽に集まれるカフェ」というコンセプトにした場合、子供が遊べるスペースの設置、子供用メニューの充実、ドリンクバーを用意するといった必要性が出てきます。
内装やデザインは明るくポップな印象になるでしょう。
まずはザックリとでも良いので、どんな人に自分たちのカフェを利用してほしいか、コンセプトを決めましょう。

ステップ2 カフェのデザインを理解する

デザインの知識や種類について事前に理解しておくことで、内装のデザインを効率よく進めることができます。
巷には様々な種類のカフェが立ち並んでいますが、主に6種類に分類できます。

・自然派デザイン
カフェの内装に、観葉植物などの緑や自然の素材が多く見られるのが特徴です。
テーブルや椅子などの家具は木製、壁には石材が多く使用されています。
オーガニックやグリーン、自然な雰囲気を意識したカフェデザインです。

・ポップ系デザイン
赤や黄色などの原色を内装に取り入れ、丸みのおびた親しみやすいデザインです。
このデザインは万人受けするため、できるだけ幅広い層のお客様を対象とする場合に向いています。

・スケルトンデザイン
読んで字のごとく、コンクリートや鉄の柱などがむき出しで、内装のデザインとしてあえて見せるのがスケルトンの特徴です。
露出した配管や柱、コンクリートなどを上手く活用することで、近代的で今風の空間を作り出すことができます。
「壁紙を貼る」「カーペットを敷く」という作業が不要なので、カフェの内装費用のコストを下げることができます。
その一方で、天井を張らないゆえにエアコンなどの空調管理費用が高く場合も。
また、露出した部分でデザインが損なわれる場合、塗装などで目隠しをする必要性があります。

・隠れ家デザイン
人が集まる立地ではなく、人通りの少ない場所にひっそりとあるのが隠れ家デザインです。
都心から離れた郊外、人通りの少ない路地裏など、通常カフェがある場所とは正反対の場所に位置します。
カフェの外観も看板が見当たらず、一見すると普通の民家のようにし、あえてお店の雰囲気を消したデザインが特徴です。
人の往来が少ないため、集客の工夫が必要になります。

・高級感のあるデザイン
黒色や光沢のある色を基軸とし、ラグジュアリー感を出したデザインです。
高級感を出すために、内装に使用する材料や家具、食器などは高価なものを取り入れます。
通常のカフェの内装と差別化を図るために、選択するアイテムはグレードの高いものが多くなります。
富裕層をターゲットにする場合や、落ち着いた大人向けのカフェにする場合に向いています。
コストが高くなりがちのため、見た目に影響しない部分でのコスト削減が重要です。

・レトロデザイン
古くからある街の片隅の喫茶店のような雰囲気のカフェが、レトロデザインです。
年代としては昭和時代を彷彿とさせるような内装で、昭和時代に使われていた時計や小物などのアンティークなアイテムが使われます。
椅子やテーブルも、長年使われているような風合いの製品を選び、茶色や黒などの濃い色合いをバランスよく取り入れる必要があります。

ステップ3 カフェ巡りをする

カフェの内装やデザインの種類を理解したら、実際にいろいろなお店を回ってみましょう。
イメージしているカフェはどんな雰囲気なのか、実際に確かめてみて初めて分かることもあります。
また見本にしたい雰囲気やデザインだけではなく、人気のあるお店はどんな工夫があるのかといった点に注目してみるのも重要です。
今まで知らなかったようなカフェの内装に出会えることもあるので、新しい選択肢が広がることでしょう。

工事業者の選定と依頼

カフェのコンセプトを決め、お店巡りで自分の理想とするカフェの内装やデザインが決まったら施工業者の選定に入ります。
自分たちのイメージをしっかりと固め、親身になって対応してくれる業者さんを探しましょう。
写真を見せたり、実際に担当者と一緒に理想とするカフェに足を運んだりすると、イメージが伝わりやすくなります。
また、カフェの内装は見た目だけではなく、客の導線や各席同士の間隔、光の入り具合などなど、様々な要素で構成されています。
専門知識のあるプロの力を借りながら、カフェの内装を作っていきましょう。

まとめ

カフェの内装は、雰囲気だけではなく集客や売り上げにも繋がる大事なポイントです。
実際にお店を巡り、自分たちの好みのイメージを固めておいてください。
そして分からないことや悩む点があれば、プロに相談して一緒に進めていくことが重要です。

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