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2021.03.12防音パーテーションで快適空間に!防音の仕組みや設置のポイントをチェック

パーテーションには、大きな空間を仕切りプライベートゾーンを生み出したり、視界を遮ることによりセキュリティー性を高めるなど、いろいろな使い方があります。
ここでは、オフィスのパーテーションを利用する際の、防音効果について詳しく探って解決していきます。
できるだけ効率よくパーテーションを設置するために、音が伝わる仕組みから案内しているので、オフィスのより良い快適性を得るための参考にしてください。

音が伝わる仕組みを理解しよう

オフィスでは多くの人が働いていることから、雑音の中で仕事をするのは当たり前です。
しかし、あまりにも人の出入りが多い、他の人の声が大きいという環境は、集中力を欠き仕事に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。
オフィス内をリフォームして個室をつくることができれば悩みを解消できますが、そう簡単にいかないのが現実です。
そこで重宝されているのが、簡易に設置できるパーテーションです。

もちろん、厚くて頑丈なパーテーションを隙間なく並べることで、個室のような効果を得ることもできます。
ただし、オフィスのスペースには限度がありますし、そうするためにはかなりの数のパーテーションが必要となります。
できるだけ少ない数のパーテーションを用いて効率よく防音するためには、音が伝わる仕組みを知ることが必要となります。

音には「空気伝播音」と「固体伝播音」がある

私たちの身の回りにある音は「空気伝播音」と「固体伝播音」の2種類です。
まずはこの点を認識してください。
空気伝播音というのは、空気を振動させることにより伝わる音。
人が話す声や楽器から出る音などがあります。
この音を完全にシャットアウトするには、空間から空気を排除すればいいわけですが、この方法は現実的ではありません。

空気伝播音を完全に抑えることは難しいですが、使用するパーテーションを工夫することで、高い効果を得ることができます。

空気伝播音に対して固体伝播音というのは、個体である壁や床などを振動させることにより伝わる音のことです。
オフィスで言えば、ドアをノックしたり、上の階で人が歩き回ったり、階段などを上り下りするような音です。
固体伝播音を対策するためには、どのような素材のパーテーションを選択するかがポイントになります。

防音の種類

音の伝わり方には「空気伝播音」と「固体伝播音」の2つがありますが、それぞれの音が外部に伝わらないようにする防音にも「遮音」と「吸音」の2種類の選択肢があります。
遮音とは、その字の通りに音を遮ることで、壁面で透過する音を減少させて跳ね返す方法です。
これに対して吸音は、グラスウールなどの音を吸収させる効果がある素材を用いて、音エネルギーを熱エネルギーに変換させる方法です。

オフィス防音におけるパーテーションの種類と使い方

音の伝わり方と防音の種類を理解すれば、数あるパーテーションの中から求める商品を選択できるようになります。
大切なことは、どの程度の防音効果を求めるのかを事前に明確にすることです。
その理由は、パーテーションで完全に音をシャットアウトすることはできませんし、予算にも限りがあるからです。

オフィスで用いられるパーテーションを大別すると、「アルミパーテーション」「スチールパーテーション」の2つに分けられます。
アルミ製の柱やフレームで構成されているのがアルミパーテーションで、スチール製で構成されているのがスチールパーテーションです。
アルミパーテーションはパネルの種類が豊富で、価格も安いのが特徴でありメリットですが、スチールパーテーションよりもパネルの厚みが薄く、防音性も劣る点がデメリットです。

スチールパーテーションには、厚みもあって内部に吸音材を入れて防音性も高められるメリットがありますが、その分どうしても高額になりがちです。
予算に余裕があるなら、スチールパーテーションを用いた方が高い防音効果を得ることができますが、見た目を重視するならアルミパーテーションの方がいいかもしれません。
また、パーテーションの設置方法によっても効果はかなり変わってきます。

床から天井まで完璧にパーテーションで仕切りことは現実的ではありませんが、パーテーションの高さによっても防音効果には相当な差が出ます。
例えば、高い防音効果が求められる応接室には十分な高さがあるパーテーションを設置して、社員同士の間仕切りとしては高さがそれほどない簡易な置き型パーテーションを使用するなどの工夫をしてみましょう。

まとめ

パーテーションには、空間を間仕切りしてプライベート空間を確保する、セキュリティー性を高めるなど、いろいろな使い方があります。
そして、防音効果を求めることもできます。
オフィスの防音対策でパーテーションを使用する場合は、まずはどの程度の効果を求めるのかを明確にすることが重要です。
音の伝わり方には「空気伝播音」と「固体伝播音」の2種類があり、防音の方法にも「遮音」と「吸音」と2つの方法があることをきちんと把握することより、防音対策に使用すべき正しいパーテーションが選択可能となります。
パーテーションで音を完全にシャットアウトすることは難しいですが、パーテーションの素材や厚みや設置方法を工夫することで、効果を期待できます。

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