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2021.02.11LANケーブルを分岐させる3つの方法を紹介!

通常、パソコンを有線でインターネットに接続する場合はLANケーブルを使用します。
ゲーム機や複数の端末、ルーターなどを接続する場合は、LANケーブルを二股やそれ以上に分岐させる必要を迫られることがあります。
ここでは、有線LANケーブルを分岐させる方法に加えて、無線LANルーターの利用についても詳しく解説していきます。

LANケーブルを分岐させる3つの方法を紹介!

LAN1本を2本に分岐することは可能?

1本のLANケーブルを2本に分岐させることは可能です。
LANケーブルは2股にもそれ以上にも分岐させることができるものです。
使用しているルーターにLANポートが複数あって、それが余っていれば、お金をかけずに実行することができます。
しかし「すでにルーターのLANポートが埋まっている」「ルーターが置かれている場所が遠い」などの場合は、他の方法によって分岐させなければいけません。

LANケーブルを分岐して二股以上にする方法

LANケーブルを二股以上に分岐する3つの方法(有線)を詳しく紹介します。

ルーターの使用

前項でも紹介しましたが、お金をかけずに簡単にLANケーブルを分岐させたければ、ルーターを使用しましょう。
ルーターは、パソコンなどの複数の機器をインターネット接続するために必要な機器です。
どのルートで機器をつなぐべきかを判断するための機能を搭載した装置でもあります。
将来的に台数を増やす予定がある場合は、できるだけLANポート数の多いルーターを選んで購入することをおすすめします。

スイッチングハブの使用

LANケーブルを2股に分岐できるアイテムとして「スイッチングハブ」があります。
価格も比較的安く、使い方も簡単です。
ルーターからのLANケーブルを挿し込んで、空いているLANポートからLANケーブルでパソコンなどの機器に接続するだけで利用できます。
スイッチングハブには、分岐以外の機能がついている商品もあり、ポート数は4~8くらいまで装備されています。
分岐以外の機能として「大量データの送受信」「(電源ケーブルの収納に困らない目的で)ACアダプタが内蔵されている」などがあります。

延長コネクタの使用

延長コネクタを用いてLANケーブルを分岐させることもできます。
ただし、この方法を選択した場合は、複数のパソコンを同時に使用できないデメリットがあるので注意が必要です。
その点、ルーターやスイッチングハブは、LANケーブルを分岐させて機器も同時に使用できる大きなメリットがあります。

無線ルーターを使用しよう

有線LANに比べると、セキュリティ面や接続の安定性などでどうしても劣ってしまいますが、
複数のパソコンなどを一度に利用するには無線LANルーターを使用する方法もあります。
無線LANルーターは、モデムのネット回線を有線から無線に変えて接続できるため、LANケーブルをつなぐ必要がありません。

無線LANルーターを接続すれば、Wi-Fiが使用できるため、パソコンだけではなく
スマホやゲーム機などのあらゆる端末につなぐことが可能になります。
昨今は、無線LANルーターの性能がかなり上がっています。
3階建て程度の建物であれば、どこにいても電波が届くでしょう。
一度に多くの端末を使用しても通信速度が気にならず、大家族でも全員での快適利用が可能となっています。

LANケーブルを分岐すると遅くなる?注意点を確認

LANケーブルを分岐させる場合は、そのままスイッチングハブにつないでも、ルーターを通していなければ意味がありません。
既存のルーターを利用する場合は、処理能力が低いと通信速度が低下してしまうことがあります。
特に接続する端末の台数が多いときには、処理能力の高いビジネス用のルーターを選択しましょう。

また、スイッチングハブも家庭用の商品のほとんどは8ポートまでですが、法人向けの「L2スイッチ」というスイッチングハブであれば、
ポート数も多いだけではなく通信スピードも速くて、スムーズにデータの送受信が行えます。
無線LANルーターを利用する際にも、処理能力の高い商品を選択しないと、
多くの端末を一度に利用する場合に、通信速度の低下や接続が途切れるなどのリスクがあります。

まとめ

複数のパソコンをネット接続するために、LANケーブルを分岐させる必要に迫られることがあります。
そのような場合には、ルーターやハブや延長コネクタを利用することで、目的を果たすことができます。
また、無線LANルーターを用意することでも、Wi-Fiの使用を可能にして、パソコン以外にもスマホなどの様々な端末をネット接続できます。

ただし、延長コネクタの場合は複数のパソコンを同時に使用できないデメリットがあります。
ルーターやハブや無線LANルーターも、処理能力の高い製品を使用しないと通信速度の低下を引き起こすなどのリスクがあります。
そのため、一度に多くの端末を利用する場合は、状況に合わせて適切な機器を選択することが必要です。

 

 

 

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