東京都港区のNo.1オフィスデザインのお役立ちコラム

No.1オフィスデザインのお役立ちコラムを随時
掲載していきます。

2021.06.28スライディングウォールとは?設置メリットや種類別の特徴まとめ

スライディングウォールがどのようなものかご存知ですか。
オフィスをレイアウトする設備として便利なことから、設置している会社も少なくありません。
この記事では、スライディングウォールとは何なのか、設置する利点や種類別の価格相場や特徴について解説します。

スライディングウォールとは?設置メリットや種類別の特徴まとめ
オフィスのレイアウトでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

スライディングウォールとは?

スライディングウォールとは、オフィスはもちろん家庭などでも活用されている設備。
空間を仕切ることができる可動式の間仕切りのことです。
可動式パーテーションとも呼ばれ、必要な空間を作るために自由に移動させて空間を分けることができます。
レール上を滑らせて間仕切りするため、力のない女性でも容易に動かすことができます。
スライディングウォールの素材には、木製やガラス製、アクリル製など様々なタイプがあり、用途に合わせて選択できます。

スライディングウォールを設置する利点

スライディングウォールを使用することでメリットがあります。
詳しく見ていきましょう。

用途に合わせて空間を使うことができる

大きな会場や会議室などは、たくさんの人が集まる時に必要ですが、通常の業務では利用頻度が低くなりがちです。
そのため、普段はあまり使用せずに部屋を持て余している会社も多いでしょう。
そんな時に役立つのが、スライディングウォールです。
広い部屋を可動式パーテーションで仕切ることで、小さな空間にすることができ、少人数の会議などに活用することができます。
また広い部屋を仕切ることで、部屋の片方を物置や収納スペースにすることも可能です。
スライディングウォールは容易に動かせるため、大人数で使用する場合は壁を移動させて、通常の部屋に戻すこともできます。
通常の間仕切りを設置してしまうと元の広さの部屋に戻すのが面倒ですが、スライディングウォールであれば必要に応じてフレキシブルに使用できるのです。
「広い空間は不要だから…」と小さな部屋に改修してしまうと、その後、広い部屋が必要になった際に貸会議室などを借りることになり、お金がかかる可能性も。
広い空間を温存しつつ、使いやすいオフィスにアレンジできるのは、大きな魅力です。

デザイン性の高い空間にできる

スライディングウォールには様々なタイプがあるため、デザイン性の高い空間に仕上げることもできます。
こだわりのスライディングウォールを設置することで、空間の雰囲気を変えることができるので、おしゃれなオフィスにしたい場合は、ぜひこだわって選んでください。
北向きなど光が入りにくい部屋の場合は、スライディングウォールを設置すると部屋が暗くなってしまうと心配される方もいると思います。
その場合は、採光性の高いデザイン(ガラス製や格子状など)のスライディングウォールであれば、問題を解消しながら、空間を仕切ることができるでしょう。
オフィスの雰囲気にマッチしたスライディングウォールを選ぶことで、オフィス全体の統一感もアップしますよ。

スライディングウォールの種類や特徴と価格相場

オフィス空間に合わせたスライディングウォールを選ぶためには、種類や特徴について理解しておくと良いでしょう。
スライディングウォールは、以下4の種類に分けられます。

スタンダードな可動式パーテーション

一般的なタイプの可動式パーテーションは、1スパン7万円〜9万円台と手頃な価格です。
重さも軽量で可動性が高く、病院や会議室など様々なシーンで活用されています。

防音性の高い可動式パーテーション

パーテーションの防音効果を高めたものが、防音性可動式パーテーションです。
室内の音を吸音し、音漏れを防止します。
また、外部の音も気になりにくい効果があります。
防音効果のあるスライディングウォールは、1スパン約23万円〜約30万円程度で購入できます。

ランニング型可動式パーテーション

このタイプは、防音性よりも防音効果が高い「遮音効果」のあるスライディングウォールです。
パネルの厚さは最大で90cmあり、室内外の音を遮音してくれます。
ホテルや宴会場などの声が響きやすい場所に適しており、1スパンの価格は約26万円からとなっています。

展示型可動式パーテーション

どんな空間にもマッチするデザイン性と質感をもったスライディングウォールが、展示型です。
ランニング型のように高い防音効果はありませんが、空間をおしゃれかつ容易に仕切ることができるメリットがあります。
デザイン性の高さから、美術館や博物館の展示スペースで見られます。
イベント向きで、パーテーションの出し入れを容易に行うことができます。
導入コストも低価格で、1スパン約8万〜9万円代からとなっています。

まとめ

スライディングウォールは、必要に応じて空間を間仕切りすることができ、オフィスの機能性を高めてくれる便利なアイテムです。
間仕切りしたい空間にマッチした種類のスライディングウォールで、既存のオフィス空間を有効活用してみてください。

関連記事