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2021.09.28パーテーションの外し方を解説!手順やポイントを確認しよう

部署の引越しや入れ替え、動線を変更するときなどは、レイアウトを変えなければいけないことがあります。
オフィスの場合、レイアウトの仕切りはパーテーションになっていることが多く、比較的簡単に外すことができます。
ただし、設置方法によっては外すのも大変で、施工時間がかかってしまうこともあります。

ここでは、パーテーションを外すポイントや手順などを紹介するので、難易度を確認しておきましょう。

パーテーションの外し方を解説!手順やポイントを確認しよう

パーテーションは簡単に外せる?

パーテーションにはいろいろな種類があり、自立するタイプのものから天井部分にビスを打ち付けて設置する本格的な壁タイプのものもあります。
当然ですが、自立するタイプであれば簡単に外せますが、ビス留めされているようなパーテーションは素人が外すのは難しいでしょう。

簡単に外せるかどうかは、設置したときの施工時間や施工方法によって変わります。
一般的に、施工時間がかかったものは外すのにも時間がかかり、外す技術の難易度も高いです。
そのため、行き当たりばったりで取り外しを始めるのはおすすめできません。

パーテーションを外すときのポイント

さまざまなパーテーションがありますが、パネルと支柱で構成されているものが一般的です。
この種類は、支柱を設置してからパネルをはめ込んでいくという施工になるため、外す場合は逆の手順で行っていきます。
手順を間違えてしまうと外す難易度が高くなるので、多少面倒であっても施工と逆の手順を守ることがポイントです。

パーテーションの外し方

基本的に、固定されているパーテーションを外すのは、安全面から見ても手間の面から見ても、専門業者に依頼するのがベストです。
それを踏まえたうえで、ここではスチールパーテーションの外し方を解説していきます。

①はめ込みガラスを外す

はめ込んであるガラスであっても、外すときにパネルが倒れてしまった場合、割れることがあります。
ガラスが割れると作業ができなくなってしまうので、まずはガラスを外しましょう。
ガラスの外し方は、パーテーションの取り扱い説明書に書かれていることもあるので、手順に沿って外してください。

②目地隠しで取り付けている部品を外す

パーテーションには、パネルとパネルの繋ぎ目の部分を隠し、壁と同じく平らに仕上がるように、部品が取り付けられています。
この部品を外さないと、パネル自体が外せないので、ガラスを外した後は目隠し部品を外しましょう。

スチールパーテーションの場合、目隠し部品もスチールでできているため、無理に外そうとすると手を切ってしまうこともあるので、慎重かつ丁寧に取り外してください。

③柱と繋がっている部品を外す

目隠し部品を取り外したら、次は柱と繋がっているビスを外します。
目隠し部品の裏には金具が取り付けられていてパネルと柱を繋いでいるので、この部分を取り外すことでパネルも外れるようになります。

繋いでいる金具は製品によって異なるので、ネジでもビスでも対応できるように準備しておきましょう。

④パネルを外す

金具を外すと、パネルを抜き取れるので、取り外してください。
もし、自分の身長よりもパネルが大きいようであれば、脚立を用意しておくと安心です。
無理に抜き取ろうとすると、パネルや繋いでいるレールが歪んでしまうことがあるので、必ず上から抜き取りましょう。

表のパネルを取り外したら、反対側のパネルも取り外します。
最後に、パネル同士を繋ぐ柱を取り除けば、1スパンのパネル取り外しの完了です。

パーテーションを外すときの注意点

パーテーションを外すという作業は比較的単純であり、重機を使ったりすることもありません。
それでも、プロが解体するのが一般的なので、専門技術を持っていない人が外す場合は注意点があります。

・脚立やネジ回しなど必要なものをきちんと準備しておく
・作業をするときは滑り止めのついた軍手をはめる
・床を傷つけないようにダンボールを敷く
・搬出後に引き取ってくれる業者を手配しておく

どの注意点も「当たり前」と思うかもしれません。
しかし、準備を怠ってしまう方は意外に多く、ネジ山のサイズが合わないもので回してしまうこともあります。
すると、ネジ山が削れて外せなくなり、結局専門業者に依頼することになってしまいます。

搬出したパネルを引き取ってもらう場合、別途料金がかかってしまうので見積もりをしっかり取っておかないと、費用が割高になるかもしれません。
いずれにしても、パーテーションの取り外しは準備が大事だということを覚えておきましょう。

パーテーションの解体はプロに依頼するのが正解!

結論からいうと、難易度が高いパーテーションであっても、時間をかければ自分で外すことは可能です。
ただし外せたとしても、搬出をしたり処分をしたりする必要があり、かなりの手間がかかります。

また、パーテーションには鉄板やガラスが使われているものもあり、製品によっては自分の背丈より大きい部品もあるため、外すには危険が伴います。
オフィスの場合は建物に傷をつけてしまう心配があるので、無理せずにプロに依頼しましょう。
パーテーションの解体をご希望の場合は、当社にお問い合わせください。

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