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2021.11.29パーテーション工事に必要な費用は?種類別の特徴も紹介

広いオフィス空間をパーテーションにより間仕切ることで、仕事に集中できる環境を作ったり、動線を分かりやすくしたりできます。
パーテーションにはさまざまな種類があり、工事に必要な費用もそれぞれ変わってきます。
今回は、パーテーションの種類ごとの特徴や工事に必要な費用について解説していきます。

パーテーション工事に必要な費用は?種類別の特徴も紹介

設置型と施工型

オフィスに設置するパーテーションには大きく分けると設置型と施工型と呼ばれる2つの種類があります。
比較的簡単に設置・撤去が可能なのが「設置型」です。
一方、壁や床にしっかりと固定するものが「施工型」です。
本格的な工事が必要になるのは設置型で、設置は専門業者に依頼し施工するのが一般的です。

設置型パーテーション

パーテーションというと、必要な時に開き間仕切りとし、不要な時はたたんでおける簡易的な衝立を覆い浮かべる人は多いでしょう。
このようなタイプのパーテーションは設置型パーテーションといいます。

設置型パーテーションのメリット

設置型パーテーションの最大のメリットは購入してくればすぐに使える点でしょう。
設置工事も不要なので、費用は購入コストのみになります。

設置型パーテーションのデメリット

専門業者による施工が不要な分必要な量やデザインを自分たちで選定しなければなりません。
パーテーションは大きさや色などのデザインが豊富で、オフィスのイメージに合わないものを選んでしまうとちぐはぐな印象を与えます。
オフィス全体を見て、適切なものを選ぶセンスも必要です。

設置型パーテーションの種類

設置型パーテーションは用途に合わせた様々な高さ、色合い、デザインの物があります。
例えば立ったときに人の目線をさりげなく遮りたい場合には180㎝程の高さのパーテーションを使用します。
ミーティングルームや面談室といった空間を作るときには便利です。

簡易的なミーティングスペースにしたい場合には、160㎝程の高さのパーテーションを選ぶとよいでしょう。
イスに座れば視線が遮れるため集中した話し合いが可能です。

一方、デスクとデスクの仕切の場合には、120㎝程の高さのパーテーションがおすすめです。
座ったままでも顔を上げれば周囲が見渡せ、仕事に集中できる環境が作れます。
ですが立ち上がれは他の人と立ち話が可能で、コミュニケーションがスムーズにとれます。
最近ではデスク上の仕切としてアクリル板などを活用することが増えました。
このような仕切板も広い意味ではパーテーションといえるでしょう。

パーテーションは高さや色あい、素材により価格が違いますが、参考までに3種類のパーテーション価格を紹介します。

・1700~1800㎝のパーテーション:8,000~12,000円
・1400~1500㎝のパーテーション:7500~9,000円
・1100~1200㎝のパーテーション:4,500~8,000円
・アクリル仕切版:3,000円程度~

施工型パーテーション

天井や壁、床などに専用の金具を設置し、しっかりと固定するタイプのパーテーションは施工型と呼ばれます。
施工型にもパネルを並べる簡易タイプと、造作壁といってオーダーメイドで設置するタイプのものがあります。

簡易タイプの施工型パーテーションのメリット

設置型のパーテーションに比べると施工型のパーテーションはしっかりと間仕切れます。
天井から床までしっかりとパネルを設置することで、完全な個室をパーテーションで作り出すことが可能です。

防音性に優れた素材の物を使えば、室内の会話が外に漏れ出る心配がありません。
ドアや窓などのパーツもあり、視認性がある仕切を作ることも可能です。
また規格に沿って設置すれば、再利用も可能です。

簡易タイプの施工型パーテーションのメリット

簡易タイプの施工型パーテーションでも、設置工事が必要です。
そのため導入コストは設置型に比べ高くなります。
パネル5枚とドア1枚を組み合わせた個室を作り出す工事なら100,000~300,000円はかかるでしょう。
一度設置すれば簡単に移動することは難しくなります。

また、設置部材によりますが、金具を固定するために壁や床、天井にネジ穴が開くことがあります。
これは賃貸物件では設置が難しい場合があります。

造作壁のメリット

造作壁はオーダーメイドで作成、設置するのが一般的です。
オリジナリティがある仕切が作れ、重厚感も得られます。

造作壁のデメリット

オーダーメイドということもあり、発注から工事完了までには時間がかかります。
1~3か月程度は見積もる必要があるでしょう。
また簡易タイプよりもコストが高くなります。
1坪程度の造作壁で100,000~300,000円は見込む必要があります。

また、作った造作壁は使いまわしができません。
造作壁を取り壊す場合には、産業廃棄物として処理しなければなりません。

まとめ

パーテーションとひとことで言っても様々な種類の物があります。
どのような空間をどのように仕切りたいのかを考え、設置型や施工型、造作壁などから選択すると良いでしょう。

施工型のパーテーションは工事が必要です。
また設置型でもどのくらいの数が必要か、オフィスに相応しい色あいやシーンに合う高さを選ぶ必要があります。
オフィスにパーテーションの設置を希望されている場合は、施工実績豊富な当社にご相談ください。

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