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2019.06.15防犯カメラのダミーの見分け方は?ばれないポイントをチェック

防犯カメラを1台設置する相場は約10万円と、決して安くありません。
費用面から防犯カメラのダミーを取り付けるオフィスも増えていますが、取り付け方によって犯人にばれる可能性もあります。
そこで今回は、防犯カメラのダミーの効果や、犯人がよくチェックするダミーの見分け方、バレにくい設置方法について解説します。

防犯カメラはダミーでも効果がある?ばれないポイントは?

 

防犯カメラのダミーとは?設置前に基礎知識を学ぼう

防犯カメラのダミーは、本物のように録画やデータ保存など機能がありません。
しかし、本物さながらの外観からダミーに見えないタイプも多いです。
本物の防犯カメラは、性能によりますが、本体代が1台5万円以上するのが一般的です。
業者に設置してもらうと工事費用が、また防犯カメラをレンタルすると月々の費用やメンテナンス代が発生します。
それに比べて、防犯カメラのダミーは安いものなら本体代が数千円から。
そのため、コストを抑えて防犯対策ができます。

 

防犯カメラのダミーは効果があるのか?

防犯カメラのダミーは低コストな分、効果がほとんどないというデメリットもあります。
しかし、防犯カメラを取り付けていないオフィスに比べ、ダミーでも設置していた方が空き巣被害率は低いようです。
防犯カメラを見た犯人が犯行するか迷ったり、オフィスの入り口に設置していることで防犯意識の高いオフィスと見られたり、犯人に侵入できないと意識させることが可能です。
防犯カメラのダミーは、オフィスの防犯対策に重要な働きをしてくれるアイテムと言えるでしょう。

 

防犯カメラのダミーは見分け方を知って強化対策

オフィスには金品や機密情報などが保管されているため、空き巣や泥棒被害に遭いやすく、防犯対策を強化する必要があります。
プロの窃盗犯は、防犯カメラのダミーを知り尽くしている可能性がありますので、防犯カメラのダミーを設置する前に、本物との見分け方を覚えておくことが大切です。

本物はLEDライトが点滅しない

本物の防犯カメラは、夜間の作動中にLEDライトは点滅しません。
防犯カメラのダミー録画中を示すLEDライトが搭載されているものがありますが、24時間点滅するため、状況によってばれる可能性があります。

安っぽい防犯カメラのダミーはバレる可能性大

オフィスが空き巣被害に遭う前、多くの犯人は下見をします。
その際、防犯カメラの位置や、ダミーが混ざっていないかなど確認するケースも多いです。
防犯カメラのダミーは価格がピンからキリまであり、安物はプラスチック製の外観やレンズ部分がビー玉など、作りが雑な商品が多いので気をつけましょう。

首振りが不自然なダミーカメラは要注意

首振りタイプの防犯カメラは、通常のタイプよりも録画中というアピールを強くできます。
防犯カメラのダミーにも首振りタイプはありますが、首振りがカクカクと不自然な動きをすることが多く、選ぶときは気をつけないと犯人にばれます。

防犯カメラの特徴を知る

防犯カメラのダミーにも屋外・室外用の2種類があり、設置場所を間違えると犯人にダミーだと知られる可能性が高いです。
ダミーとの区別が難しいドーム型は屋内用です。
湿気や水滴に弱く、屋外に取り付けると故障しやすい特徴があります。
防犯カメラに詳しい犯人が、屋外に設置されたドーム型防犯カメラのダミーを見ると、偽物だとわかってしまうため気をつけなくてはいけません。

 

防犯カメラのダミーはバレる確率が高い!バレにくい設置方法

防犯カメラの特徴を事前に確認しても、取り付け方を間違えてしまうとダミーだとばれる可能性が高いです。
防犯カメラのダミーを取り付けるときは、次の設置方法を重視して下さい。

手の届きにくい位置に取り付ける

防犯カメラの設置場所は、ほとんどが2.5m~3.5mの位置です。
これより高い位置や低い位置は不自然になります。
手の届きやすい場所にあると、犯人が防犯カメラを壊してオフィスに侵入するケースもあるので、取り付け位置には気をつけましょう。

配線もダミーとして設置

防犯カメラのダミーは無配線が多いのですが、本物は電源配線がないと長時間録画できません。防犯カメラのダミーを設置するときは、一緒にダミーの配線も取り付けて本物さを高めましょう。

ドーム型防犯カメラは天井に取り付ける

ドーム型防犯カメラは、壁ではなく天井に取り付けるものです。
配線は天井裏を通すため、むき出しで設置されないケースが多いです。
ドーム型防犯カメラのダミーを設置するときは、天井に取り付けると配線のダミーを用意しなくても大丈夫です。

ホコリ汚れは毎日キレイに掃除しない

防犯カメラは静電気などによりホコリを吸着しやすいため、あまりにもキレイな状態は不自然です。
防犯カメラのダミーにホコリ汚れが目立っても、レンズ以外はキレイに掃除しないようにしましょう。

ステッカーを貼り付ける

防犯カメラのダミーと一緒に「録画中」や「防犯カメラ作動中」など貼り付けるのも効果的です。
ステッカーを貼り付ける場所は防犯カメラのダミー近くのほか、ドアなど目線の位置に設置するのもおすすめです。
防犯対策をしているオフィスと見られることが多く、窃盗被害を抑えるのに効果的です。

 

まとめ|防犯カメラのダミーと一緒に本物も設置して効果アップ

防犯カメラのダミーは選び方や取り付け方法によっては本物と区別がつきません。
とはいえ、犯人によってはダミーだとわかってしまうケースもあるため、本物の防犯カメラも取り付けておくことが理想的です。
防犯カメラのダミーは部分的に使い、オフィスの防犯対策をしっかり高めましょう。

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