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2021.06.23ガラスパーテーションとは?設置のメリット・デメリットを解説

閉鎖感なく個室が造れるガラスパーテーションは、オフィスを始めショッピングモールなど、さまざまな場所で導入されています。
大掛かりな工事が必要ないため、ガラスパーテーションを設置したレイアウトを考えている人も多いでしょう。
導入においては、メリットがある一方でデメリットもあります。
今回は、ガラスパーテーションのメリットやデメリットの他、おすすめの設置方法なども紹介します。

ガラスパーテーションとは?設置のメリット・デメリットを解説

ガラスパーテーションとは?

ガラスパーテーションとは、ガラスで壁を造る間仕切りです。
ガラスとアルミまたはスチールの支柱で構成されるタイプや、ガラスのみ(支柱なし)のタイプがあります。
また、設置するサイズを変えることで、印象も大きく変わります。
床から天井までの高さがある「ハイパーテーション」は、個室のような空間を造ることができます。
天井まで届かない高さのガラスパーテーションは「ローパーテーション」と言い、間仕切りに向いています。

数あるパーテーションの種類の中でも、ガラスパーテーションは導入費用の高いのも特徴のひとつです。
しかし、最近はおしゃれなオフィスレイアウトに取り入れる企業も多く、支柱を使わない全面ガラスのパーテーションが人気です。

オフィスにガラスパーテーションを設置するメリット

オフィスの空間を手軽に間仕切りできるガラスパーテーション。
手軽さ以外にも、導入することでたくさんのメリットがあります。

仕切っても明るく開放的

通常、部屋をひとつ増やす場合は、柱と木材などの壁を設置しなくてはいけません。
ガラスパーテーションは、透明や半透明など光を遮断しない素材で間仕切りするので、部屋の中は明るく開放的です。
圧迫感がないので、少々狭くても視覚の影響から部屋が広く見えます。
窓のない場所の一角に部屋を造りたい時は、大きなメリットでしょう。

おしゃれな空間が造れる

ガラスパーテーションは、支柱のカラーやガラスの種類などの組み合わせによって、おしゃれな印象を与えます。
透明のガラスは、中の様子が周囲から丸見えというのがデメリットですが、天井までガラスパーテーションを導入すると、スタイリッシュで高級感のある空間を演出できます。

目的に合わせてガラスの種類が選べる

ガラスパーテーションに利用するガラスの種類は、透明から半透明、つや消しなど、さまざまなタイプが選べます。
もちろん、ガラスの中にはブルーやブラウンなど色の入ったタイプもあり、利用目的に合わせて選べるのもメリットのひとつです。
ガラスの種類を選ぶ時は、見せる空間造りには透明なガラス、応接室や会議などは一部にすりガラスなどと、組み合わせによっておしゃれで開放的な空間を造れるでしょう。

オフィスにガラスパーテーションを設置するデメリット

ガラスパーテーションを導入することで、今までと違ったオフィスのレイアウトができますが、いくつかデメリットもあるので気をつけましょう。

ガラスの設置次第で割れやすい

天井までガラスパーテーションを設置した空間はとってもおしゃれです。
最近は、支柱を間に入れずガラス面積の広く取るケースが増えていますが、支柱なしやガラス面が大きくなると、衝撃や災害で割れやすいので注意しましょう。
一般的にパーテーションは、上下左右4辺で支える方法と、上下2辺で支える2パターンがあります。
ガラス面を大きくするには上下2辺タイプで設置しますが、支えがない分、ガラスを厚くしなくてはいけません。
強度が増すとはいえ、4辺で支えるタイプに比べて施工に時間がかかったり、場所によって設置不可能だったり、デメリットもあります。

ガラスの厚みで音漏れを感じる

ガラスパーテーションはプライバシー配慮の他、音漏れ対策も必要です。
多くのオフィスでは1枚ガラスのパーテーションを設置していますが、防音性はガラスの厚みで大きく変わるため、音漏れしたくない場所は遮音ガラスや複層ガラスの導入が必要でしょう。

ガラスの種類や設置で費用が高くなる

ガラスパーテーションは、他の種類に比べ費用は高めです。
また、ガラスの厚さや透明・半透明などの種類によっても、費用は大きく変わります。
選ぶガラスの種類によって、防音性やプライバシー性、おしゃれな見た目などが変わってくるので、まずは予算を決めて、できる範囲で再現できるように導入を考えていきましょう。

まとめ|ガラスパーテーションでオフィスを快適にしよう

ガラスパーテーションは、低コストでオフィスレイアウトができる他、明るく開放的で清潔感の高い空間造りができます。
応接室や会議室はもちろん、室内用喫煙ブース、顔の見える社長室など、さまざまな作り方ができます。
ガラスの種類や設置範囲によって、音漏れや割れやすいなどのデメリットもあるので、導入に悩まれる場合はご相談ください。
数々の施工経験から、アイデアのご提案、アドバイスが可能です。

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