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2019.08.20入退室管理がオフィスのセキュリティ対策になる理由とは?

会社は信頼を失うと、一気に取引先や顧客が離れてしまいます。
外部へ情報を漏らさないために、セキュリティの強化は重要視すべきポイントのひとつです。
そこで今回は、オフィスのセキュリティ対策で注目の入退室管理について解説します。

入退室管理がオフィスのセキュリティ対策になる理由とは?

 

オフィスに入退室管理は必要?

入退室管理は、人の出入りをシステムによって管理することです。
小規模オフィスの場合、入退室管理の必要性を感じないと思われがちですが、企業規模ではなく大切な情報を管理しているのであれば導入すべきシステムと言えます。
例えば、入退室管理をオフィスに導入すると、次のようなメリットがあります。

入退室管理でセキュリティが高まる

オフィスのドアなど、入退室管理を導入した場所の出入りを管理できるため、さまざまなセキュリティ対策の中でも有効です。
入退室管理を導入すると許可された人しか入室できないため、部外者の犯罪を防止できます。

セキュリティ以外にオフィスの入退室も管理できる

入退室管理を導入すると、誰がいつ入退室したのかデータに記録されます。
防犯カメラと違い「監視されている」というストレスを社員が感じないため、集中して仕事ができます。
情報漏えいは部外者だけではなく内部者の犯行もあるため、管理する側とされる側の両方にメリットがあります。

 

入退室管理はオフィスのセキュリティ対策になる!その理由は?

入退室管理を導入することで、オフィスにとってさまざまなセキュリティ対策が期待できます。

防犯カメラと連携プレーで共連れ対策

共連れとは、入退室1回ごとに認証が必要な部屋へ、1回の認証で2人以上が一緒に入退出することです。
情報を盗むために、社員がオフィスに友人(部外者)を連れ込み、共連れした犯行も考えられます。
入退室管理システムと防犯カメラを連携させることで、共連れ対策ができます。

入退室管理のICカードを変えて防犯対策

オフィスの部屋によって、入室できる人を制限できます。
例えば、社長室や所長室のドアなどに導入すると、権限を得た人しか入室できません。
オフィスの大切な情報も一部の人としか共有できないため、機密情報の漏れを防げます。

オフィスドア別でセキュリティを強化

入退室管理システムをオフィスのドアごとに設置し、さらにドアごとにセキュリティを強化することで、オフィスの安全性を高められます。
入退室のために暗証番号の入力を変えるなど、認証システムによってセキュリティ強度が異なるため、重要なドアを徹底して防犯対策することが可能です。

なりすまし入室を防止

ICカードを利用した入退室管理は、カードを入手すると誰でもオフィスへ侵入できます。
認証システムの中には、指紋や顔、血管などで識別するタイプもあるため、本人以外の入室は許可されません。
なりすまし入室を防止できるため、オフィスを防犯できます。

 

入退室管理を導入するための基礎知識

オフィスに入退室管理を導入する前に、認証システムの種類や導入費用、導入の流れを確認しておきましょう。

入退室管理の種類

入退室管理の認証システムによって、特徴やセキュリティ効果が異なります。

◆暗証番号認証(テンキー方式)

・テンキーなどへ暗証番号を入力して解錠
・ドア別で暗証番号を変えられる
・暗証番号を知っている人なら誰でも入室できる

◆ICカード認証

・ICカードをシステムに接触させ解錠
・ICチップを埋め込んだ社員証などで使える
・ICカードを保持する人なら誰でも入室できる
※交通系ICカード(PASMOなど)の認証許可も可能

◆スマートフォン認証

・専用アプリを入れたスマホをかざして解錠
・認証されたスマホがあれば誰でも入室できる
・システムによって認証される距離が異なる(離れた場所の認証もあり解錠されるケースもある)

◆バイオメトリクス認証

・指紋や顔、血管の形などで解錠
・認証された人以外は入室できない
・共連れ以外は入室できず一番セキュリティが高い

小規模オフィスや一部の部屋やドアだけセキュリティを強化したいなど、目的に合わせて認証システムの導入を変えた方法もおすすめです。

入退室管理の費用

入退室管理システムの導入と言えば、これまで大手サービス会社による工事ばかりでした。
大手サービスの場合、システム導入に10万~100万円以上と種類によって異なります。
最近は低コストで入退室管理システムを導入できるサービスも増えており、初期費用0円から利用できるなど利便性が高まっています。
個人情報を管理するオフィスだけではなく、コワーキングスペースやスポーツジムの更衣室などに導入するケースも多いです。

入退室管理の導入方法

入退室管理を導入する場合、まずオフィスなど設置する場所のヒアリングや現地確認を行います。
その後、導入予算やセキュリティ強化などによる管理システムの種類の選択、見積もり予算の提示で検討します。
予算・内容を確定したら、入退室管理システムの設置工事(最短1日から)をして、運用開始です。
入退室管理の発注から運用まで約1週間で終わるため、時間を要さずセキュリティ強化できます。

 

まとめ|入退室管理をオフィスドアに導入でセキュリティを強化しよう

オフィスには機密情報が保管されているため、各部屋へ部外者の侵入を防ぐ防犯対策が必要です。
入退室管理をオフィスのドアに設置するだけで、セキュリティを強化できます。
管理システムによって防犯強化レベルや導入費用が異なるので、まずは相談・見積もりをして検討してみましょう。

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