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2021.03.25無線LANもウイルスに注意が必要!気を付けるべきポイントは?

インターネットの利用は私たちにとって欠かせないものになっています。
近年は、わざわざLANケーブルを使用しなくても、無線LANを使用すれば自宅やオフィスでもパソコンからインターネットに接続することが可能になりました。
好きな場所にパソコンを持ち運び、仕事や趣味のためにインターネットを使用することができるようになっています。
そんな便利な無線LANですが、有線で利用するよりウイルス感染の危険性は高くなります。
ここでは、無線LANを利用する時の気を付けるポイントについて、詳しく調査し解説しています。

無線LANもウイルスに注意が必要!気を付けるべきポイントは?

無線LANの危険性

Wi-Fiが普及して、自宅でもオフィスでも無線LANを利用する人が増えています。
さらに公衆無線LANも急速に整備されていて、電車の中でもバスの中でも、駅でも空港でもカフェなどの飲食店でも、気軽にWi-Fiの利用ができるようになっています。
ただし、何も対策しないで無線LANを利用することには様々な危険を伴います。
まずは、無線LANの様々な危険性を紹介します。

通信内容を見られてしまう

公衆のWi-Fiだけでなく、自宅やオフィスでも適切なセキュリティ対策をしないまま無線ANを利用すれば、メールなどの通信内容を他人に見られてしまう可能性があります。
端末の中にクレジットカードやキャッシュカードの暗証番号やパスワードがあれば、金銭的な被害が及ぶ場合もあります。

大切なデータを盗まれてしまう

パソコンやスマホの中には、メールやLINE以外にも大切な写真や動画などの情報が入っている場合がほとんどです。
それらの情報が盗まれてしまったり、情報を書き換えられてしまったりする恐れもあります。

犯罪に巻き込まれる

適切なセキュリティ対策をしていない端末は、第三者に遠隔で利用されてしまう可能性を高めてしまいます。
知らない間にパソコンやスマホについているカメラで私生活を覗かれてしまうようなこともあります。
さらに、あなたのパソコンを使用して犯罪予告などの書き込みをされるなどして、犯罪に巻き込まれる可能性も0ではありません。
犯人として疑われて、警察に連行された人もいるのが現実です。

無線LANのセキュリティ対策

便利な無線LANを安全に利用するためには、ウイルス感染を予防することを含む万全なセキュリティ対策をしなくてはいけません。
無線LANの利用で気を付けるポイントも、併せて紹介します。

安全なネットワークだけを利用する

公共の場でWi-Fiが普及していることを前記しましたが、それが安全なネットワークだと認識できない場合は利用を控えた方が賢明です。
特に仕事で利用する場合は、情報漏洩の危険性を高めてしまいます。
プライベートなど利用したい場合は、「ファイル共有機能」を解除しましょう。
ファイル共有機能がONになっていると、他人からパソコンやスマホの中の情報を読み取られてしまう可能性を高めてしまいます。
他の利用者とネットワークを経由して共有できる「ファイル共有機能」は、自宅や職場だけで有効にして、普段は解除しておくことをおすすめします。

大事な情報はSSL/TLSでやり取りする

電波を使用して情報のやり取りを行う無線LANは、通信内容を他人に盗み見られてしまう可能性が有線よりもかなり高くなっています。
完璧に防止することは難しいですが、SSL/TLSなど暗号化したうえで送受信することにより予防ができます。
特に仕事で使用する情報や、プライベートで写真や動画などのプライバシー性の高い情報をやり取りする時には、必ず暗号化されていることを確認したうえで送受信してください。

適切な暗号化方式を設定する

アクセスポイントを自宅などで自ら設定する場合にも、適切な暗号化方法を設定してください。
2021年3月時点では、WPA方式またはWPA2方式による暗号化が推奨されており、WPA2の方がより強固となっています。
加えて、その時に設定する共通のパスフレーズには、できるだけ長く複雑なものにしてください。
単純で短いパスフレーズは、第三者に無線LANを利用されてしまう危険性を高めてしまいます。

ウイルスに感染した場合の対処法

仕事でパソコンなどの端末使用する際はもちろんですが、プライベートユーズでも端末に十分なセキュリティ対策がなされていなければ、ウイルス対策ソフトを利用しましょう。
ウイルスソフトは無償で利用できるものもありますが、できるだけ信頼性が高い有料のものを選択することをおすすめします。
ウイルス感染してしまった時には、二次感染を防止することが大切です。
無線LANを利用している場合は接続をオフに、有線の場合はパソコンからネットワークケーブルを外してください。
その後に、ウイルス対策ソフトまたは駆除ツールを立ち上げて、画面の指示にしたがい駆除を行ってください。
ウイルス対策ソフトをあらかじめ取り入れていても、ウイルス感染の恐れは常にありますので、必ず定期的にウイルスチェックを実行して、感染の有無を確認してください。
スマートフォンを利用する場合も、専用の対策アプリなどが用意されているので、まだ導入が済んでいない方は早めの対策を行いましょう。

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